心理的瑕疵のある不動産

男女

誠実な業者を選ぶ

いわゆる事故物件とは、その建物や部屋で以前に住んでいた人が死亡したことのある物件のことで、特に刑事事件などに関係した不動産を言うのが一般的です。東京のように犯罪の多い大都市では、事故物件に巡り合う可能性も地方より大きくなっています。原則として事故物件を取り扱う不動産業者は、事故の経歴を購入希望者や入居者希望に告知しなければなりません。しかしオーナーや入居者が一度交代すると、必ずしも告知しなくてもよいと考えられています。そのため東京では、知らないうちに事故物件を契約してしまう恐れもないとは言えません。事故物件といってもきっちりとリフォームされていれば、生活上の不便を感じることはありません。たしかに心理的な気持ち悪さはあるかもしれませんが、心霊現象などを全く信じない人にとっては関係ありません。事故物件は相場に比べて家賃が大幅に割引されていることが多いので、不動産価格の高い東京では、価値観次第で狙い目の物件とも言えます。ただし事故物件であることを隠して契約しようとする不動産業者は、顧客に対して誠実でない可能性が高く、他の不都合な点も隠している恐れがあります。そのような業者には関わらないほうが無難です。事故物件かどうかは、東京では専門のサイトなどを利用して調べることができます。あらかじめ事故物件であることを告知した上で、それだけ値引きをしてくれる業者なら、ひとまず安心して契約を結べるでしょう。